「サッカーゴールの違い」


こんにちは!
久々の更新です~
今頃ですが・・・笑
昨年末から、ヒロの力を借りましてフェイスブックを始めました。
もうボチボチ疲れが・・・引退しようと思ってますけど~笑

今回、そこにも投稿したサッカーゴールについて、長々と書いたので適当に読んで下さい~


先日、sportivaの取材で今後の日本代表の問題点や日本サッカー界の不安要素などの質問を受けた中で、自分は多くの改善点の一つとして、育成の強化、センターバックをポイントにあげました。(そこの部分はsportivaのwebをみて下さい。)

それと和司さんも指摘していた決定力、シュートの正確性も色んな考えや改善点があると思う。この部分に関しても育成の段階で改善すべき点が多くあると思っていて、その一つが、日本のサッカーゴールが子供達の技術レベルを低下させてしまっている原因の一つだと感じてます。



それは、毎年スペインに行ってバルサやエスパニョールなどの育成を見て感じる事で、スペインは、小学生の段階から日本でいう大人用のゴールを使用しています。
8人制に限っては、日本の小学生ゴールよりも横幅が広いゴールを使用しています。
(写真が8人制ゴール。高さ2m×横幅6m)

自分も長い間育成の指導に携わってきて、日本の小学生用ゴールの幅だと、少し距離があるペナルティボックス付近からシュートを狙うとなるとインサイドのキックでは、かなり強いキックでしっかりコースをつかないと中々ゴールが決まらない。
ましてや、体格の大きいGKが相手だったり、低学年や筋力の弱い子なんかは、尚更シュートゾーンが狭まり、確実性の高いインサイドキックでコースをつくシュートを選択しなくなってしまい・・・
パワーに頼ったインステップキックを選択して、何となく思いっ切ってシュートを打つ子をよく見かける。(ちなみに、自分も子供の頃は、そうだった!笑)

極端な話、フットサルゴールで、少し離れた位置から、シュートスペースを作り出しても、シュートコースが限られてるので、どうしてもインサイドでシュートを狙おうとしないもんね!

その辺りのゴールの大きさの違いから、ゴールを常に意識して空いてるスペースに余裕をもってボールを流し込むインサイドキックの技術、シュートの確実性は、スペインの選手(ブラジル、南米の選手)は特に育成の段階からトレーニングによって習慣化され身体に染み付いているんだと思う。
それに、守る側のGKやDFにとってもゴールが広ければ、シュートスペースを与えない為に、よりスピーディーな対応、的確なポジショニングや技術力が要求されるから、自然と守備力の強化にも繋がると思うしね!
あのバルサの子供達なんか、自分がプロでプレーしていた絶頂期の頃と比較してもゴール前での落ち着き、インサイドキックの技術は上だからね。
また、子供の頃に戻って、一からやり直したいわ~
ゴールの大きさ、意外と重要だと思ってます!

シュートアカデミーもあのスペインの8人制のゴールを導入したい~(笑)


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