「妖精!?」


こんちは!
いよいよJリーグも残り2試合、佳境に突入!上位チームの勝点差を考えると今年も優勝、ACLをかけてドラマチックなエンディングになる事は、間違いないね~(でも、今一つメディアの取り上げ、盛り上がりに欠けているのが淋しい。もっと盛り上がってもいいのに・・・)

そして、注目!現在首位のマリノスは、ここにきてもチーム、個のパフォーマンスが落ちない!相変わらず勝負強い安定した戦いを見せているのが凄い!
次節アルビレックス戦に勝てば2位以下の結果を待たずに優勝だもんな~
おそらく、30日の日産スタジアムは、マリノスファンで埋めつくされるだろうから、ここ数年味あう事のない緊張感と独特の雰囲気に包まれた中での一戦を自分も大いに楽しみたいね!
そんな、今年のマリノスの強さと中村俊輔のプレーを絶賛していたピクシー(ストイコビッチ)と再会。
ピクシーとはグランパス時代にお世話になった大先輩でもあり、マルセーユやユーゴスラビア代表でプレーしていた頃からずっと憧れていた選手!
その後、そのピクシーとまさかチームメイトとなってプレーするなんて、想像もしていなかった。

それが・・・



1997年シーズン、マリノスでの出場機会が少なかった自分にグランパスからオファーを頂いた事がきっかけで、同じユニホームを着る事になった。
( 移籍を決断するまで、長い事悩んだ・・・自分としては大好きなマリノスというクラ ブを離れる事など、当時は一切考えてもいなかったし、それより奪われたポジションを奪回する事に必死だったから、自分の中で移籍はないものだと考えていたけど。最後は、移籍せざるを得ない状況に・・・)

悩みに悩んだ末、最後はグランパスの誠意と尊敬するピクシーと一緒にプレーしたい!学びたいという強い想いが心を動かし、移籍を決断した。

入団後は、敵として戦っていた時から、ずっと疑問を抱いていたピクシーのプレー(決して派手なフェイントを使う訳でもない、突出したスピードがある訳ではないのに、何故ボールを失わないのか?意図も簡単に敵を交わしてゴールに向かえるのか?)
哲学を少しでも吸収したかったから、
まぁ、そこはチームメイトになれた強み、直接聞けるメリットもあった(色々と疑問を投げつけたから、多分しつこい奴だなと思われてたかも!笑)し、一緒にプレーする中で、ピクシーがピッチでサッカーを楽しんで、尚且つプロとして、ファンを魅了出来る理由が理解できた。

やはり、 高度な技術があっても、味方、相手の動きを見る力(重心、足の位置など)その場所 、状況で相手の心理を読む力もなければ高いレベルでプレー出来ないという事。
クオリティーの高い選手ほど、技術論、フィジカル論、心理、メンタル論などの哲学や明確なビジョンを持って、日々トレーニングに向き合っているからこそ成長できるという事をピクシーから学んだ。

この事は、選手として、あまり活かされないまま引退しちゃいましたが・・・(笑)
現在、指導の場で役に立たせてもらってます!
ピクシー!ありがとう!
今度は、フランス・シャンゼリゼ通りで会いましょう!

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